2024/10/14

単有名義と共有名義の不動産がある場合の住所変更登記

 
 
 
単有名義と共有名義の不動産がある場合の住所変更登記
 
 
Q.甲単独所有の土地と甲と乙共有の建物がある場合において、甲と乙が同じ日付で同じ住所に移転したとき、甲と乙の住所変更登記を1件で申請することはできますか?
 
この場合、土地についての住所変更登記は甲、建物についての住所変更登記は甲と乙から申請することになり、それぞれの不動産についての申請人(所有者)が異なっていることから、住所を移転した日付が同じであったとしても甲と乙の住所変更登記を1件の申請書で申請することはできません。
 
ただし、甲についてのみであれば、土地と建物についての住所変更登記を1件の申請書で申請することが可能です。
 
したがって、この場合の登記申請は次の2通りの方法があることになります。
 
① 土地と建物について甲の住所変更登記を申請し、建物について乙の住所変更登記を申請する(申請は2件)。
 
② 土地について甲の住所変更登記を申請し、建物について甲と乙の住所変更登記を申請する(申請は2件)。
 
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